舌側矯正について
一般的に「歯列矯正」というと、歯の表側(唇側)に矯正装置とワイヤーをつけて治療をおこなうイメージをもたれているかと思います。舌側矯正では歯の裏側(舌側)に矯正装置をつけ、表側と同じようにワイヤーを使用して治療をおこないます。周囲の方からは矯正装置が見えないため、人目を気にせずに歯並びを治すことができます。
舌側矯正の治療期間は長い!?
患者さまから「表側からの矯正に比べて、治療期間が長くなってしまうのでは?」とご質問をいただくことがあります。表側からの矯正治療に比べて、複雑な治療になりますが期間が長くなることはありません。もちろん、ケースによって治療期間は異なりますが『舌側矯正だから』といって治療期間が長引いてしまうことはなく、基本的には2年前後で治療をおこないます。
痛みが心配な方へ
治療中の痛みを心配される方も少なくありません。痛みに関しましては、表側の矯正治療と同様に個人差があります。舌側矯正に慣れるまでの間、矯正装置が舌に擦れて痛みや違和感がでたり、歯が移動する際に痛みがでる可能性がありますが、3日から長くて1週間程で落ち着いていきます。