シニアの矯正

シニアの矯正

Senior's orthodontics

実年齢より若く見えるシニアが増え、寿命がのびているからこそ、快適な老後への要望が増えています。

  • 食べることをずっと楽しみたい
  • 入れ歯をいれて生活したくない
  • 一生自分の歯で食事をしたい
  • 長年のコンプレックスを解消したい
  • 口元に自信をもって過ごしたい

このようなご要望を叶え、理想の老後を過ごすために「歯列矯正」をはじめるシニア・ミドル世代の方が増えています。

歯列矯正は何歳からでも

歯列矯正は何歳からでも

長年、歯並びにコンプレックスをもたれていても「もうこんな歳だから・・・」と歯列矯正を諦めてしまう方は少なくありません。大人になると手遅れだと思われている方もいらっしゃいますが、歯列矯正に年齢制限はありません。健康な歯茎と歯を支える骨があれば、何歳からでもはじめていただくことができます。

歯列矯正は何歳からでも

70代の歯列矯正も

70代の歯列矯正も

実際に、当院で歯列矯正をされた患者さまの最高年齢は72歳。70代になっても諦めずに歯列矯正にチャレンジされる姿はとても素敵でした。スタッフ一同しっかりとサポートいたしますので、年齢で諦めてしまわずに長年のコンプレックスを一緒に改善しませんか?

70代の歯列矯正も

シニア・ミドル世代の歯列矯正

シニア・ミドル世代の歯列矯正

被せ物治療やインプラントの需要が高まるシニア世代。矯正をして歯の位置が良くなってから、被せ物をやり替えたり、矯正で隙間を開けてインプラントを入れたりします。被せ物やインプラント治療などを加味した治療をおこなうことで、噛み合わせが良くなり、それらをより長持ちさせることができます。

シニア・ミドル世代の歯列矯正

歯周病と歯列矯正

歯周病と歯列矯正

シニア・ミドル世代では、歯周病に罹患している方も多くなります。歯周病が重度の場合には、歯列矯正ができない可能性があります。しかし、歯周病治療や定期的なメンテナンスをうけ、しっかり管理していただいている状態であれば、歯列矯正と並行して治療をおこなうことが可能です。

また、歯周病を進行させる要素の一つが「噛み合わせ」。強く噛み合わさっている箇所のように過剰な力がかかる部分は、歯を支える骨が吸収されてしまいます。正しい噛み合わせに改善することで、歯周病の進行を抑制することにもつながるのです。

歯周病と歯列矯正

歯列矯正が認知症予防に

歯列矯正が認知症予防に

歯や歯と顎の周りの神経は、脳と密接につながっており、歯を喪失すると脳への刺激が減少するのではないかという研究がなされています。残っている歯の本数によって、認知症の予防や進行抑制も期待できるといわれています。脳血管疾患や心臓等にも影響を及ぼすといわれている「歯周病」と併せて見直しませんか?

歯列矯正が認知症予防に

健康寿命の延伸にも

健康寿命の延伸にも

歯科医師会では、80歳で残存歯数20本を目指そうという呼びかけをしています。これは身体の健康寿命が延びるという結果にもつながっています。歯列矯正で噛み合わせを整えてから被せ物を調整し、メンテナンスを生涯に渡って継続することで、いつまでも自分の歯で美味しく食べ続けることにつながるでしょう。

健康寿命の延伸にも

Caseシニアの矯正治療例

シニアの矯正治療例

※見にくい場合はピンチアウトで拡大できます

全体の噛み合せを良くするために歯列矯正で歯並びを整えて、被せ物のやり変え等、すべての歯をきれいにしました。

主訴

ガタガタ/差し歯/インプラント

診断名

AngleⅠ級叢生症

初診時
年齢

60歳

治療期間(回数)

1年6ヶ月

使用装置

マルチブラケット矯正装置

抜歯

非抜歯

費用

800,000円程度

リスク・副作用

歯磨きについて

毎食後の歯磨きは徹底することが必要です。歯磨きに無関心であれば、虫歯・歯肉炎・その他の歯周病にかかります。その場合、かかりつけの歯科医、又は紹介歯科医に処置を依頼することになります。

矯正装置について

装置の使用に関して、協力度合いによって、治療計画の変更や治療期間が長引く恐れがあります。装置はすべてあなたに合うよう、あなたの為に、歯科技工所で作製されます。取扱いには十分注意してください。もし装置の紛失や修理不可能な破損により、新たに装置を作り直す場合追加の実費をいただくことになります。

さまざまな症例について

前歯の移動においては、まれに歯根が骨と癒着したり、歯根が吸収したり、歯肉が退縮する場合があり、その予測は困難です。治療中においてこのような症状があらわれたり、進行していると判断される場合においては、その状況に応じて時として外科的な処置が必要になります。治療途中においてまれに顎関節の問題が生じる場合があります。主な原因として矯正治療とは関係なくストレス、年齢、性別等が考えられますが、治療計画を変更したり、やむを得ず妥協的な治療になることがあります。

矯正治療終了後

矯正治療は、生涯にわたっての歯並びや噛み合わせが維持できることを保証していません。きれいな歯並びを長く保ち続けるためには、保定治療後の自己管理(メンテナンス)が必要です。

その他の大人の症例はこち

よくあるご質問

Q矯正装置が見えるのが恥ずかしい・・・見えない方法は?

「今さら矯正することが恥ずかしい・・・」とおっしゃる方も少なくありません。そのような方には、舌側(歯の裏側)に矯正装置をつける『舌側矯正』をおすすめしております。装置が目立ってしまうことはなく、矯正治療が終わるまで気づかれなかったという患者さまもおられます。

Q詰め物や被せ物があっても矯正できる?

詰め物や被せ物があっても歯列矯正をしていただくことは可能です。ただし、矯正治療後の噛み合わせにあわせて詰め物や被せ物を新調していただく必要があります。当院では大阪梅田のNao歯科・矯正歯科と連携をとり、詰め物や被せ物の治療を進めることも可能ですので、歯科医院選びに迷われている方はお気軽にご相談ください。

Q50代でも矯正できますか?

もちろん、歯列矯正をうけていただくことができます。ご紹介したように、当院では60代や70代の患者さまも歯列矯正をうけられています。ただし、重度の歯周病の方は難しい場合がありますので、一度ご相談にお越しください。

Q入れ歯になるのと自分の歯を残すのでは何が違うの?

入れ歯でも食事ができるし、何が違うの?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。大きな違いは『噛む力』です。入れ歯になると、天然の歯に比べて噛む力が1/3程度になってしまうといわれています。「食べたいものがあっても食べられない・・・」というより、いつでも好きなものを好きなだけ食べられる方が楽しみも増えて、心も豊かになります。