態癖改善・口腔衛生

態癖改善・口腔衛生

Habit improvement

次のような癖がある方は要注意。知らず知らずのうちに、普段の癖が歯並びに影響を与えているかもしれません。

  • 頬杖をする
  • 横向きやうつ伏せで寝る
  • 爪かみ・指吸いがある
  • 噛み癖がある
  • 食事中クチャクチャ音がする
  • 口呼吸が多い

特に骨格の成長期であるお子さまは影響をうけやすいため、普段の様子を見直してみましょう。

歯並びに影響を与える「態癖」

歯並びに影響を与える「態癖」

頬杖やうつぶせ寝など、普段無意識でおこなっている癖のことを「態癖(たいへき)」といいます。歯列矯正では、数十グラムから100グラム程度の力で歯を移動させますが、このような癖は何倍もの力がかかってしまうことに。そのため、歯並びをはじめ成長期のお子さまは骨格にも影響を与えてしまいます。

歯並びに影響を与える「態癖」

態癖が与える影響

1後戻りの原因に

後戻りとは、歯列矯正後に歯が元の位置に移動してしまうことをいいます。態癖を放置していると、後戻りしてしまう可能性を高めてしまいます。

2矯正治療が
スムーズに進まない

態癖が歯列矯正の妨げになってしまうことも。歯列矯正をスムーズに進めるためには、矯正前から態癖の改善に取り組むことが重要です。

後戻りの原因となる「舌癖」

後戻りの原因となる「舌癖」

歯並びに影響を与えてしまうのは態癖だけではありません。舌が正しい位置より下に下がっていたり、舌が前に出てしまったり、舌が常に歯に触れている状態を「舌癖(ぜつへき)」といいます。歯並びに影響を与え、後戻りを引き起こす大きな原因の一つです。

後戻りの原因となる「舌癖」

舌癖チェック

あてはまる項目がある方は舌癖がある可能性が高いため注意が必要です。

  • 常に口が開いている
  • 鼻疾患があり鼻呼吸できない
  • 舌を出すとハート型になる
  • アデノイドや扁桃腺が大きい
  • 食事中クチャクチャ音がする
  • 発音が不明瞭なことがある
  • 舌が常に歯に触れている
  • 食べるのが極端に遅い

舌癖改善トレーニングMFT

舌癖改善トレーニングMFT

MFTとは、態癖指導の一種で舌に癖がある場合の指導です。口腔筋機能療法と呼ばれ、舌・唇・頬を鍛えていき、正しく機能するようにトレーニングをおこないます。それぞれの患者さまで癖の状態が異なるため、現状を確認したうえで状態にあわせたトレーニングをおこないます。

舌癖改善トレーニングMFT

矯正中の虫歯が心配な方へ

矯正中の虫歯が心配な方へ

固定式の矯正装置を装着した際、歯磨きが複雑になることで磨き残しが増えて、虫歯になってしまうのでは・・・と心配される方も少なくありません。実際に矯正中は磨き残しが増えやすく、虫歯や歯肉炎になるリスクがあがります。歯列矯正をして、せっかくきれいな歯並びになっても、虫歯だらけの状態になってしまうと残念です。

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歯科衛生士による歯磨き指導

歯科衛生士による歯磨き指導

きれいな歯で矯正治療を終えられるよう、歯科衛生士が患者さまお一人おひとりに合わせて、丁寧に歯磨き指導をおこないます。矯正治療中の歯磨き指導はもちろんのこと、矯正治療前から歯磨きだけでなく、普段の食生活もチェックします。

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後悔しない歯列矯正を

後悔しない歯列矯正を

当院では、「矯正装置を外した後もきれいな歯でいられること」「歯列矯正をした歯が後戻りしないこと」で、患者さまが後悔しない歯列矯正を目指しています。そのための取り組みとして、お一人おひとりへのトレーニングのお伝えや歯磨き指導を徹底しております。

また、少しでも励みになるよう、歯磨きの状態が良好であればポイントを付与し、貯めたポイントをハブラシや虫歯になりにくいお菓子に交換する制度なども取り入れております。「歯列矯正をやってよかった」と思っていただけるよう、スタッフ一同しっかりとサポートいたしますのでご安心ください。

後悔しない歯列矯正を