Case 下顎前突(受け口・反対咬合)
Before
After
Point
上顎が劣成長で受け口になっている症例です。
上顎を拡大し、非抜歯で治療しました。
主訴 | 受け口 |
診断名 | 上顎劣成長を伴う骨格性下顎前突症 |
初診時年齢 | 8歳 |
治療期間 | 5年10ヶ月 |
治療回数 | 39 回 |
治療法 | 上顎急速拡大装置・唇側矯正 |
抜歯 | 非抜歯 |
費用 | 900,000円程度 |
リスク・副作用 | ● 歯磨きについて 毎食後の歯磨きは徹底することが必要です。歯磨きに無関心であれば、虫歯・歯肉炎・その他の歯周病にかかります。その場合、かかりつけの歯科医、又は紹介歯科医に処置を依頼することになります。 ● 矯正装置について 装置の使用に関して、協力度合いによって、治療計画の変更や治療期間が長引く恐れがあります。装置はすべてあなたに合うよう、あなたの為に、歯科技工所で作成されます。取扱いには十分注意してください。もし装置の紛失や修理不可能な破損により、新たに装置を作り直す場合追加の実費をいただく事になります。 ● さまざまな症例について 前歯の移動においては、まれに歯根が骨と癒着したり、歯根が吸収したり、歯肉が退縮する場合があり、その予測は困難です。治療中においてこの様な症状があらわれたり、進行していると判断される場合においては、その状況に応じて時として外科的な処置が必要になります。治療途中においてまれに顎関節の問題が生じる場合があります。主な原因として矯正治療とは関係なくストレス、年齢、性別等が考えられますが、治療計画を変更したり、やむを得ず妥協的な治療になることがあります。 ● 成長期の矯正治療 上下顎骨に骨格的な問題がある場合は、長期的な治療が必要になります。予想以上に顎の成長が生じた場合、外科的治療に移行する事があります。 ● 矯正治療終了後 矯正治療は、生涯にわたっての歯並びや咬み合わせが維持できることを保証していません。きれいな歯並びを長く保ち続けるためには、保定治療後の自己管理(メンテナンス)が必要です。 |